エジプトお香とは
古来より、世界各地の文明においてハーブは、神への奉納、神託を得るため、又、浄化の為に使われてきました。大地に根を張り、生命力溢れ、各種効能に優れたハーブは、古代では生活に欠かせないものでした。
古代エジプトの神殿で焚かれていた、乳香、没薬を中心に、各種ハーブを入れたお香は、キフィと呼ばれました。神官が新月から満月に向かう一日一日に、聖典を唱えて、ハーブを加えながら作り上げたお香です。クレオパトラの寝室にも使われた、という逸話もある、甘い魅惑の香りです。



エジプトお香講座について
対象 趣味の世界を楽しみたい方。手作り体験したい方。古代エジプトの世界に触れてみたい方。
便利な文明の利器を使い、現代に生きる私たちは、あまりにも自然と分離した世界で生き、自然から多大な恩恵を受けていることを感じ取れるのが難しい時代を生きています。
五感のうち、視覚、聴覚からの情報が膨大すぎて、本能を司る嗅覚に意識を向けた時間を過ごすことは少ないのではないでしょうか。
講座では、10種類以上のハーブ原材料を混ぜながら、お香を作り上げる中で、嗅覚に意識を向けることで、古代の神官たちが感じた様に、瞑想の様な時もお楽しみ頂けます。
エジプトお香インストラクター講座について
対象 エジプトお香講座を1回以上、体験された方。エジプトお香を広めたい方。認定講師資格を保有したい方。
講師として活動して頂くのに、基本となる練香の作り方、使い方を理解していただく為に、練香講座受講後にエジプトお香インストラクター講座に進むことが出来ます。練香講座含めて全5日間を予定しています。技術だけでなく、植物の香りを身近に感じ、天と地を結ぶお香の世界観に意識が向く方にはお勧めです。
一般(日本の練香とエジプトお香)
受講料 250,000円
内訳)受講料122,500円 材料費83,500円 テキスト代11,000円 認定証発行料11,000円 所属入会金22,000円
他社で既に練香技術を習得している方、他社に所属されている方も受講可能です。受講料などはお気軽にお問い合わせください
練香(ねりこう)とは
いくつもの香原料を混ぜ合わせ、蜂蜜などで練り上げてつくるお香です。 薫物(たきもの)とも呼ばれます。 直接火をつけるのではなく、間接的な熱で温めて香りを楽しみます。
雅な平安時代の貴族たちの間で使われていた歴史の深いお香で、貴族たちが自ら作ったその香りをたしなみとして衣服に薫き染めていました。


エジプトお香インストラクター講座では、この日本の練香の技術もともに習得していただきます。 こちらの講座の指導は代表理事もしくは師範香司が担当させていただきます。
資格取得後はエジプトお香インストラクターとしてはもちろん、練香講師としても自由に活動していただけます。
ハーブお香コース担当
エジプトお香講座 エジプトお香講座認定講師育成
鵜飼 喜周野(Ukai Kiono)
長崎県、五島出身の父、長崎にルーツがある名古屋育ちの両親の元、
千葉県市川市生まれ、市川育ち、市川在住
太陽星座 獅子座 月星座 魚座
一言でいうと、香りで旅する 香りフェチ。
大学卒業後、国策企業に就職。退職後、イタリア、フィレンツェの美術修復学院にて、アンティーク取引学科在籍。帰国後、古美術店勤務。妊娠により、退職。
生まれつきのハンディキャップを持つ子の子育て、家族の闘病生活、両親の介護の学びから、
現在は、青少年相談員経験から準公務員として、子ども教室運営スタッフとしても勤務中。
発達支援アドバイザー、コミュニケーション傾聴士資格、アロマ各種資格、お香香司資格を保有。アロマでは特に、日本の森の樹木の香りが好きで、飛騨高山発のアロマ、yuIca日本認定産精油スペシャリストとして、又、祈りがテーマの光と香りのグリーティングカードのギフトユニットpreostluceとしても活動中。
不思議な縁から、手作りお香の世界に導かれたのは、漢方を調合していた、先祖の家業からすると自然な流れであったように思います。
月のリズムを意識して、香りが自然と一体化することで大地、天、自然に感謝を捧げるハーブお香の世界に惹かれ、羽根でハーブお香の香りを天に捧げる奉納旅を楽しんでいます。