地球の一員であるために 華笑み香の環境方針

香は、自然からの贈りもの

 華笑み香の香づくりは、自然の恵みを受け取るところから始まります。素材そのままを出来る限り扱うこと。 香原料は大地が育てた命です。木々や葉、花や樹脂、それらは自然の循環の中で生まれ、私たちに香りとして息づきます。自然の恵みを受け取る者として、その循環に責任を持つことは当然の姿勢であり、環境への配慮は特別な取り組みではなく私たちのものづくりの根本にあります。

華笑み香の環境への取り組み

 華笑み香は、大量生産や消費を前提としたものづくりは行いません。 自然素材を扱う者として、必要な分だけを丁寧に作り、命を無駄にしないことを大切にしています。 効率よりも誠実さを選ぶこと。生産量よりも品質と姿勢を守ること。また、使用後の香原料は母なる大地である自然に戻すことを推奨する。 これは企業の方針である前に、自然と向き合う私たちの生き方そのものです。

私たちの環境への考え方

1.必要以上に作らない

小ロット製造を基本とし、在庫のための生産は行いません。必要とされる分を、必要な方へ届けることを大切にしています。

2.自然素材への敬意

草木・樹脂・果実・根などの自然原料を中心に使用し、採取地や素材の背景にも配慮しています。

3.廃棄を減らす工夫

製造で生じる粉末や小片は香袋や浄化用の香料として再活用。素材を最後まで生かします。

4.過剰包装をしない

紙や布、再生素材など環境に配慮した包装を採用。必要以上に飾らず、誠実な形でお届けします。

5.香文化を通じた環境意識の発信

香は心を整え、自然への感謝を思い出させる力があります。講座や発信を通じ、自然と共に生きる感覚を伝えていきます。

小さくても、誠実に

 環境配慮は、完璧を目指す取り組みではなく、日々の選択の積み重ねだと考えています。 私たちは大げさな言葉を並べません。 地球の恵みをいただいて香をつくる以上、自然に嘘をつかないものづくりを続けていきます。 これからも静かに、まっすぐに、持続可能な香文化を育てていきます。

一般社団法人華笑み香
代表理事 御手洗 恵